昨日、渡邉康雄氏指揮・那須フィルハーモニーオーケストラと共演させていただきました。
3月1日 (前日)
16:00 那須野が原ハーモニーホール到着
タクシーの中から撮影♪
大ホールでピアノのみ音出しさせていただく。
調律師さんが、なんと先週のコンサートでもお世話になった方!少し固めのタッチを、まろやかで指と馴染みやすいタッチに変えてくださっていました。
18:00 最終リハ
初めて全曲を通す。指揮科の友達が同行してくれて、バランスや残響など聴いてくれました。本当にありがとう。ピアノを舞台ぎりぎりまで前に出すことに。
コンサートマスターの西田さんとは初合わせ。どんなに自分勝手に弾いても完璧に食いついてくださって安心(笑)。 少しアドバイスをいただいて終了。
19:30 小ホールで練習
楽屋でMDをチェックしてから小ホールで調整させていただく。
今回担当してくださったハーモニーホールの室井さんが本当に良くしてくださり、小ホールまでおさえてくださいました。。あらゆることでお世話になりありがとうございました!
21:30
ハンバーグ食べて、師匠に電話して、ホテルへ。
0:00
お風呂に入りながら、明日の私の本番と同じ時間に、チャイコンの初合わせをするというピアニストKちゃんと電話。Kちゃんはすでに1回チャイコン本番やってるので、いろいろとアドバイスをもらった後も、他の雑談などうだうだしていたら、『(現実逃避してないで)早く寝な♪』と言われてようやく就寝。でもおかげで前向きな気持ちで眠れましたありがとう!
3月2日 (当日)
8:30 起床
一階の食堂で朝食を食べていたらコンマス西田さんがいらした!お話しながらごはん。
10:00 ホール入り
なんと!タクシーの運転手さんが昨日の方と同じ!運命を感じるナイスキャラドライバーK川さん♪
また小ホールで少し音出し。
11:00 P協ゲネプロ
12:00 昼食と本番準備
楽屋でお弁当を食べようとするも緊張で食べれず(笑)。
なぜか今までに無いくらいの重圧を感じて内臓が押しつぶされそう。
指揮科友達に無理やりおもしろい話をしてもらいながら少し食べました(笑)
楽屋にお花がいくつも!
感激(;_;)
13:00 調律アップ
調律が終わったそうなので少し触らせていただく。
13:30 着替えなど
いつもの本番と変わらない準備。着替え、体操、食べ物、呼吸。
撮影:お客様
14:05
5分押しでチャイコから開演。
舞台に出たら、最前列右端左端までお客様がびっしり! 1000人もいらしたそうです!
思わずびっくりニコニコしてしまいました。暖かい拍手に励まされて演奏開始。
いろいろとありましたが本当、楽しかったです。
3楽章速すぎ!すみません。
そしてチャイコン1番の巨大さを思い知りました。
アンコールは スカルラッティのソナタ L33 ロ短調 を弾きました。
一ヶ月あまりの間にリハ3回、ゲネプロ、本番に参加しました。
その間、指揮者の渡邉康雄氏から、コンチェルトの極意、音楽家としての心、舞台でのあり方、ピアニストとしての仕事の仕方など、今後きっと私のバイブルとなる言葉をたくさんいただきました。
大変な勉強家で、音楽界で長い間活躍されてきた渡邉さんの言葉はとても重みがあって、自分の勉強不足を恥じずにはいられないし、あたたかいお人柄にも触れて、人として、音楽家として、もっともっと成長したいなと思いました。
未熟な私はチャイコのコンチェルトという偉大な作品の前に途方にくれて、特に本番では皆さんに助けてもらいっぱなしでした。
那須フィルハーモニーオーケストラはすばらしいオケで、心から音を楽しんでいる彼ら(大体の人がマニアックな(笑))と共演させていただいて得られたもの(純粋に音楽に向かう姿勢、音楽するとは何か)は何にも代えがたく、とにかく那須フィルの皆さんへ感謝の気持ちでいっぱいです。
アドバイザー、講師として小林武史氏、藤澤一彦氏、高橋貞春氏という超豪華な3氏を迎えているというだけあって短期間でのレベルアップがめざましく、本番で、2階席で聴かせていただいた本プロのショスタコーヴィチ5番交響曲は落涙ものでした。苦しみに立ち向かって最終的に勝利を得たのです!(ショス5も那須フィルも)
打ち上げで、たくさんのアンケート用紙を一枚一枚読ませていただきました。
演奏、概ね気に入っていただけたようで、またピアノ聴きたいとのお声もあり本当にありがとうございます(><)
ぜひまた那須呼んでください!(笑)
那須ホール大好きです。
コンチェルトは今後半年の間に、あと3回弾かせていただくことになりそうで、またこのブログからお知らせさせていただきます☆
コンサート出演にあたりご協力、ご指導くださいましたみなさま、
足をお運びくださった方、本当にありがとうございました。