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2007年10月30日

第4回 北本コンクールゲスト

 
28日、第4回の北本ピアノコンクールに、第3回のグランプリとしてゲスト演奏させていただきました。
去年私は、流行をかなり先取りしてかかったノロウィルスにもだえながら弾きました。(弾いた時点ではノロと診断されていなかったのですが、高熱で鍵盤とか白いものが黄色く見える状態でした。。)
賞を受けてから1年間、入賞披露演奏会、東フィルとのコンチェルト共演をはじめ、本当に北本のスタッフの方々にお世話になり、ご厚意に甘えさせていただいてきました。10回はあのホールで弾かせていただいたと思います。最後に感謝の伝わる演奏にしたかったのですけど、日程の関係でコアなプログラムになってしまって、小・中学校の部門のコンテスタントたちには特に聴きづらかったかもしれません。ごめんなさい。
 

ゲスト審査員のピアニスト・若林顕氏が私の後に弾かれていて『展覧会の絵』のホロヴィッツ編を含む、めちゃめちゃセンス良い選曲と、大ホール慣れしている音の出し方に興奮しました。後でいろいろとお話を伺うことができたのですが、気さくで謙虚なお人柄に、ますます憧れてしまいました。
大ホールでの音の出し方について教えてくださったので、今日チャイコンの譜読みでさっそく試してみたら、ラクに豊かで飛ぶ音が出てびっくりしました。 
とにかく打鍵直後の力のぬきかたにポイントがあるみたいです。
 

このコンクールは大々的な宣伝をしていないみたいですがグランプリを受賞すると東フィルと共演させていただけます。ぜひたくさんの人に受けてみてほしいです。

 
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28日、打ち上げにて♡ ♪
久しぶりに味をよく感じるごちそう
のなかで、
やきおにぎり、でかい
 
☆☆

 
31日、新丸ビルで夕方から弾きます。ちょっと平日らしからぬ華やかな曲も入れてプログラム考えていまーす。
 
 
今日レッスンと整骨院に行ってきて、10月の本番ラッシュからだんだんと神経がリラックスしてきた感じで。。。いまとっても健康的に眠いです。泥のように眠ります。おやすみなさい♡
 
 

2007年10月27日

Concert Marronnier21

今日コンセールマロニエ21というコンクールのファイナルがあり弾かせていただきました。
こうして大きな舞台で弾くといつも以上に感じることは、作曲家の偉大さ、宇宙の広さ。 自分という一人の人間の小ささ。できることの少なさ。
舞台に出る直前、聴いてくださる人の前で音楽できることの強烈な幸せ感と、不安や恐怖とがせめぎあって、音を立てるようにエネルギーを消費しているのがわかります。
何にしろ、きょうの舞台の最中、幸せな瞬間がいくつかあり、泣いちゃいそうでしたっっ
結果ありがたいことに1位とたくさんの賞金をいただいてなんとか、来年から考えている目標に向けてのめどが立ってきたかな。。音楽の神様、音楽だけはやめられそうにないです。どうかこれからも助けてください☆いひ

 
それから、来年3月と9月にコンチェルト弾かせていただけることになりそうで、チャイコがいいかな。
なにかおすすめ曲あったら、教えてください^^
コンチェルト運に恵まれている私.
 
 
 
 
明日、北本コンクールゲストで夕方授賞式のとき弾きます。
北本コンテスタントの方が何人かブログ見てくださってるようでうれしいです
明日お会いしましょう 

 
 
コンセールマロニエ・二次予選の日記

コンクール結果ページはこちら

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2007年10月24日

練習

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壮観~

思い出のホールにて 
また練習させていただきました
たぶんCFⅢオーバーホールしたのかな?
性格は変わってないけど、鍵盤が新しくなって(?)弾きやすくなっていました
ありがとうございました(*^o^*)

2007年10月23日

ピリス!

なかなかブログを書けず、先日のネルセシアン氏のリサイタルのこと、日本音コンで東京音大生が1位、2位受賞のこと、東京音大教員による5時間に及ぶコンサート@東京芸術劇場(師匠も出演)、整骨院のこと、新丸ビルコンサートのお礼などたくさん書きたいことあるのですが、マリア・ジョアン・ピリスが 来月、11月4日に来日、リサイタルがあります!
 
先ほどチケット予約したのですが、残席わずかながら、まだ各席予約可能のようです!
 
 
私は本当に本当にピリスが大好きで、CDやDVDは繰り返し繰り返し視聴していて、可憐で気品があり人間の温かみにあふれた雰囲気と、『人間て、やっぱり、やっぱりいいなあ』と毎回心の底からピリスと交信した気になる音楽の虜で 私にとって聖書的な存在です。
 
生で聴いたことは無く、定期的に来日している様子も無かったのですが、なんとも気まぐれな感じで(?)今回、5年ぶりに来日することを知り大急ぎで予約しました。なんでも、急に決まった公演であまり広報されてないらしく、普通に電話してチケット手に入れられたのはほんとにラッキーです☆
演目も最高...(ToT)☆ 
 
ご都合のつく方はぜひ☆☆ぜひ☆です♪


マリア・ジョアン・ピリス  ピアノリサイタル (詳細)
 
すみだトリフォニーホール 大ホール  11月4日(日) 18:00開演 
  
 
チケット予約 03-5355-1280
ウェブ予約はこちら 
 
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2007年10月16日

14日コンサート@ひたちなか市文化会館大ホール

 
コンサートに足をお運びくださり、ありがとうございました。
 
1000人近いお客様が聴いていてくださったとのことで、
ほとんどのお客様には、直接お会いしてご挨拶できず残念です。
 本当にありがとうございました。

 
故郷であるひたちなかで演奏させていただくことは
私にとって本当にありがたく幸せで
同時に激しいプレッシャーがあり(^^;)、
演奏後、反省の念が絶えません。

しかしお客様からのあたたかいお声、笑顔、メッセージ、メールなどをいただいて

この職業がいかに幸せでロマンチックか
身にしみて
音楽を続けさせてくれる家族に感謝の思いです。
 
たくさんのアンケート用紙もすべて読ませていただきました。 
オーケストラの大きな力をお借りして、モーツァルトの協奏曲kv.466を通して お客様の心に何かをお伝えすることができていたなら、本当に幸せです。
 
 
今回のモーツァルトについて、
『悲しみ』が音になることの喜び ということを意識していました。


例えば、モーツァルトに限らず、ある音(フレーズ)に、
 
 窓を伝い落ちる雨のしずく

というイメージを持つとき、その音が、雨のしずく自身なのか、それともそのしずくを窓の内側から眺めている自分なのか、それとも何なのか をはっきりとさせることはとても大事なことだと思います。
 
涙が零れ落ちる瞬間 なら、その音は涙を流している本人か、それとも涙自身か、それともその涙を見ている第三者か。

モーツァルトを弾くにあたって、演奏者自身が悲しみの主人公となるのではなく
その悲しみを語り聞かせる話し手 という立場が適当な気がしました。

ただ、カデンツァはベートーベンのものを弾いたので、そのときばかりは『もろ、人間!』 というか、直な表現、、になったかなぁと思います☆

 


アンコール曲目について各方面より問い合わせを頂いているようなので載せます☆

 ラフマニノフ 楽興の時 Op,16より 第4番
 ショパン 子犬のワルツ
 
 

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