うちの大学の試験は毎年そのたった一回、数十分の演奏で
次の一年のあらゆる待遇がほぼ決まるという、とんでもなくハイプレッシャーな試験です。

待遇は、次年度の奨学金、海外招聘教授の公開レッスン受講、コンサート出演などです。
しかもそれだけでなく、得点が82点（？）を切ると、次の年から演奏家コースにいられません。
聞くところによると演奏家コースの学生の平均得点は83点台だそうですから、
ぎゃぼ！　という精神状態で舞台に出て行かなきゃなりません。

私はいつも試験前、ふてくされていました。（笑）
自分が未熟なりにもそのときやりたい音楽と、試験で「ウケる」演奏や選曲は明らかに違って、でも次年度に少しでも有意義な勉強をするため、試験ウケする演奏を目指している期間だからです。
　
　
さて、先生方がずらーりと十数人も並ぶ前で、演奏を減点法で採点されるのは、本当、気持ちいいもんじゃないです。
私の中では「試験」、「コンクール」、「コンサート」　は全く違うもので、舞台上で出てくる想いもぜんぜん違うみたいです。
「試験」ではコソクになります、多少。。笑
くそーという気持ちもあります、多少。。
ここまでだとやりすぎって言われるんでしょ、セーブしとこ　という気持ちもあります、多々！？
お願い、いい点数頂戴、ニコニコっ　という表情づけもあります、少々！

そんなこと気にせず自分の音楽に集中すればいいんでしょうけど　今回の試験も案の定！
くそーーーーっと弾き飛ばしていたようです。
それ故。。ある先生には「スケールが大きかった♪」という微妙なコメントをいただき、苦笑いです。
最後の試験だったので、来年のことは気にせず弾けた、という点では今までとは違ったかな。
　
そんなこんなで、入学以降６回に及んだ成績実技試験、1月21日の修了試験をもってすべて終了いたしました☆☆☆☆☆
聴いてくださった先生方、ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!　
　
　
　
（＾＾）（＾＾）
　
　
（＾＾）